野球ブック中継〜 芝と土による野球本紹介 〜

2026.7.17
出版社:鳥影社
著 者:前川輝光
プロ野球と血液型
「血液型とは?」
ネット検索すると、AIは「赤血球などの表面にある「型(抗原)」の違いによって血液を分類したもので、代表的なのがABO式とRh式血液型です。輸血の安全性確保や妊娠・出産時の管理など、医療で重要な情報として利用されます。」と答えました。

本書は古今東西の日本のプロ野球で、名選手・名監督の血液型を集計した珍しいデータブック。

読んでみて驚いたのは、かなり血液型によって傾向が出ていること。
打率・本塁打の打撃ではO型とB型が多く、盗塁はA型が多い。スイッチヒッターもA型が多い。一方、投手では、A型やAB型が存在感を出しています。

本書は「血液型」をテーマにしていますが、プロ野球の歴史をわかりやすく解説しているので、プロ野球の時代の流れも理解することができる歴史書ともいえます。

それでは本書から出題です。

南海ホークスは23年間連続で、「AB型」の鶴岡監督が務めました。
福岡に移転後のダイエーホークス、ソフトバンクホークスでは、29年間も4人の「O型監督」がリレーをつないだそうです。
王14年→秋山6年→工藤7年→藤本2年

その29年に次ぐ27年もの間、ある球団でも「O型監督」がリレーをつなぎましたが、その球団とは?

他書にはない「野茂英雄B」や「石川雅規A」という書き方も乙。読んでいくうちに、選手名に血液型の表記がないと逆に不自然に思えてきます。
血液型でプロ野球を分類すると思いがけない偶然の合致点を発見することから、統計学の面白さも伝わってくる一冊。

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【芝と土がお勧めする読者層】
一つ星:話のネタ程度に
二つ星:読んでおいて損はない
三つ星:必読

選手・監督の血液型を知りたい人・・・・・・・☆☆☆
少数のAB型の選手を知りたい人・・・・・・・・☆☆☆
変則打法が多い血液型を知りたい人・・・・・・☆☆☆
監督と打者の相性が良い血液型を知りたい人・・☆☆☆
野球の魅力を知りたい人・・・・・・・・・・・☆☆☆